唐松岳頂上山荘からの唐松岳↑
唐松岳(標高2696m)に約1年振りに登って来ました、唐松岳の頂上は麓の白馬村からはちょっと分かりずらいですが、白馬から1番手軽に登れる北アルプスの山です。
朝9時に八方ゴンドラ乗り場に着くとビックリ、何とゴンドラに行列が出来ておりました。
ゴンドラも昔ほどギュウギュウニ詰めなくてグループごとに乗せているので余計に時間が掛かるようです。
そんなもんで国民宿舎八方池山荘出発は10時ちょうどとなり八方池までは人が多く前に出れないので時間が掛かってしまう。
八方池を過ぎるとヤット快調に歩けるようになりました。
今日の天気はあまり良いとは言えず、スタート地点の八方池山荘から標高2350mまで、丸山ケルン(2450m)のすぐ手前までずうっとガスの中で山は全く見えませんでした。
しかし花はリフト乗車中から頂上まで一杯咲いていて特にシモツケ草、マツムシソウ、チングルマ、ニッコウキスゲがお花畑状態です。
11時10分丸山ケルン到着、しばし不帰キレットを眺める。
丸山ケルンから頂上山荘までは以外とすぐで、山腹を巻いたり、尾根に出たりでアットいう間に唐松岳頂上山荘に着いた。ここでお昼の弁当とする、山荘前では大勢の人が休憩していました。
ちょうど1年前にこの唐松岳頂上山荘前から餓鬼山を越えて祖母谷温泉まで日帰りで走破したのがつい昨日のようで懐かしい。
あの時は結構苦しかった、過酷なコースでした。
グラートクワットリフト手前、鎌池湿原のシモツケソウの絨毯↑
唐松岳頂上山荘と牛首岳↑
弁当を食べ終わってもガスが晴れないのでこのまま下山しようかなと思ったがちょっと牛首岳の方に行ってみるとまたまたお花が一杯で、そうこうしてるうちに晴れてきたのでやはり頂上まで行くことにした。
山荘から頂上までは15分ほどですが少し歩くとコマクサが咲いていましたが、写真を撮るのにグリーンロープを乗り越えて撮っている人がいてマナーが悪すぎます、コマクサは砂礫状の土壌に咲きます↓
更にもう少し行くと春スキーで滑る唐松沢のエントリーポイントでまだ雪が残っております。
そしてもうすぐに唐松岳頂上に到着いたしました↓
頂上からの眺望はガスで殆ど無く写真だけ撮ってすぐに降りて来ました。
そのまま下山モードにするとすぐに雷鳥君の姿が見えました↓
午後1時20分に頂上を出て下山を始める、今日も雷注意報が出ているので早めに下山します。
下りも不帰キレットは見えませんが花は一杯咲いていてパチパチ撮りました。
こちらは立山ウツボクサ↓
マツムシソウ、八方池付近で一杯咲いています↓
クガイソウ、やはり八方池付近で咲いています↓
八方池まで下りてくるとやはり人が多い。
池から少し降りると逗子回生高校ケルンがあり、この春ココから散々スキーで滑り降りたのが懐かしい。また少し下りると唯一の公衆トイレがありここから登山路は二手に別れ、右を行くとお気軽緩やかコース、左は急坂で、尾根沿いの石ゴロゴロコースで景色のいいのは石ゴロゴロコースだがお年より、初めての方は石につまずいて転倒する危険があるのでお気軽緩やかコースをお勧めします。
花を見ながら、ユックリ降りて来ましたが午後2時50分国民宿舎八方池山荘まで降りてきて後はリフトで麓まで下りた。