2012年05月02日

八方唐松沢滑降!

DSCN3761.JPG
唐松岳頂上と左奥に剣岳↑
昨日、長年の夢であった唐松沢を滑降し無事、八方のスキー場に戻って来ることができました。
予報では晴れのはずが朝起きて見るとすっきりしないお天気だ。
それでも7時30分にはウチを出て、自転車を前回と同じ二股にデポしゴンドラ乗り場に急行。
ゴンドラは8時始発で8時5分に乗り場に着くともう行列ができておりました。
並ぶこと10分、意外と早く乗ることが出来ました。
ゴンドラで隣に座ったおじさんに南滝から下は沢が割れているよと言われ。そんなはずは無いと思いながらもちょっと気が動転しました。

DSCN3762.JPG

唐松岳頂上と右は不帰V峰とdルンゼ↑
AM8時50分、国民宿舎「八方池山荘」からシールを着けて登り出す。
空は曇り空で時々不帰キレットの最低コルが見える程度で気が重く今日は多分無理だと自分に言い聞かせながら登った。
八方池まで来たら先週滑った無名沢が良く見える、上を見上げると丸山ケルンまでは見えているがその上は何も見えない。
スキーでの登りは快調で丸山ケルンまで2時間できた。
途中でやはり唐松沢を滑ると言うおじさんと一緒になり心強い。
丸山ケルンからは尾根上をずっと行くがどこまでスキーで行けるのかなと思いながらドンドン行けた。
もう標高2500mを超えてもうすぐ頂上山荘だと思っていると雪が切れ、スキーをザックにつけほんの50mほど歩いた所でまるでマジックの様にパット視界が開け唐松岳から立山、剣、猫又山、不帰キレット、全部が見えた!
どうやら雲の上に出たようだ。一気に気が軽くなったそして唐松岳頂上山荘に着いた。
時刻は11時40分、ちょうど八方池山荘から2時間50分で来れてアイゼンもピッケルも使わずに楽であった。
そこで写真を撮り、おにぎりとパンを食べてしばし回りの山を眺めていると素晴らしい天気になった。
山荘の支配人に最近の唐松沢の滑降状況を聞くと最近はあまり滑られていないとのことであります。
1時間ほど山荘付近で過ごし、さてボチボチドロップしますかと唐松沢本流を覗き込むと出だしは確かにかなりの急斜面である、50度くらいあるかな、でも100mほど降りれば傾斜は多少緩んでいる。
これなら何とか行けそうである。
つば足で登ってきた人もいたようだ。
滑走準備をしていると突然ぷうさんのT君の友達のS君が登って来てdルンゼを滑り降りるらしい、スプリットボードだが一人で大丈夫か?と心配になる。
時刻は13時05分、いよいよ行きます。
思い切って急斜面に飛び込み、1ターンした!
表面の雪がザァーと落ちて行く、思わず足元をすくわれそうになる、その瞬間右手を雪の中に突き刺す。
危ない所だった。
その次は雪が落ちるのを見て、その後をユックリターンしながら降りた。
そんなもんで沢の底に着くまでに大分時間が掛かった。

DSCN3769.JPG
沢の底はデブリだらけであってdルンゼからの沢との合流点でもある↑
でもその後は斜度も緩く面ツルの状態がどこまでも続く。

DSCN3773.JPG
長い快適な沢がどこまでも続く。
上に見えるのは天狗の大くだりのコル、ここからも十分滑れそうだ。


天狗沢もデブリが凄い。標高1400m付近で無名沢と合流する。DSCN3770.JPGこの合流点から南滝を高巻きする予定であったがゴンドラであったおじさんの言葉も気にかかり、先行者2名(多分登りで一緒になった新潟のおじさん)も無名沢を登り返しているので私も登り返すことにexclamation。 時刻は2時5分、4時には稜線に出れるだろうと気合を入れて登り出した。 幸い天気は良く日も長い、最終のゴンドラに間に合わなければリーゼンを滑って少し歩けば八方の村に着くと考えながら登った。 稜線までは標高差600mほどで最初は急な登りであるが徐々に緩くなる、先行者との差がドンドン縮まる。 標高1800m付近で沢は二手に分かれより稜線に近い左手を進む、ここで新潟のおじさんに追いつき話しながら登る。 もう一人の人は青森県の八戸から来たそうだ、私の好きな八甲田の近くだ。 それから間もなく斜度も緩み稜線に這い上がった、丁度八方池のすぐ下付近だ、やったー、1時間20分で合流点から登れた、これなら十分ゴンドラに間に合う。 朝この第二ケルンを通り過ぎた時は気分は重かったが今は顔面笑顔で超ウレシイ、今夜は「喜八」で祝杯を挙げようかなと考えながら人影が少なくなったスキー場をゴンドラ乗り場まで滑り降りた。DSCN3782.JPG
栂池ゴンドラの中から見た八方尾根と唐松岳、唐松沢の全貌↑
真ん中、右より唐松岳とちょっと左の八方尾根最上部(真下に唐松岳頂上山荘がある)の間のコルがドロップ地点でその下が唐松沢本沢である。
ずうと左下の広い沢がガラガラ沢でその右に無名沢の上部だけ見えています。
左、後ろのほうは五龍岳であります。









posted by ベルコート白馬 YU〜 at 18:20| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする