
滑降を終え旭岳(2867m)をバックにガッツポーズのSさん

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一瞬の晴れ間に全容を現した旭岳↑
去る5月21日に皆で出かけた白馬大雪渓BCの際、5時間40分掛かってやっとこさ村営頂上宿舎上の稜線に這い上がった皆の心に大きく感動させた旭岳、その真っ白なダイナミックな姿に皆の視線は釘付けとなった。

ひたすら旭岳に向けてシールで登る私↑
Sさん撮影。 この後は傾斜が急になったのでアイゼン登行に切り変える。
しかしその時は天候の悪化が予測されたので誰も旭岳には登ることはできませんでした。
あれから10日後の昨日、朝6時猿倉集合、熱い情熱を持った二人が再び猿倉から大雪渓を5時間15分掛けて登り更に1時間を費やして5月31日午後1時30分旭岳頂上に立ったのであります。

旭岳頂上に立つ二人↑
頂上はガスが湧いたり切れたり、一瞬の晴れ間を掴んでアッという間にコルまで滑り降りた。
旭岳は今回は南面を滑降、東面は50度位の斜度で次回は挑戦してみたい。
またこの山に夏道はないので夏でも静かな山と花を楽しむことができる。

点々が登りのトレース,滑ったトラックは分かるかな↑
前日に少し新雪が降った様でツボ足はかなり潜る。

旭岳を滑り終えて二人とも体力、気力も限界

おまけにガスも湧いてきて杓子沢の滑降は又の機械にしてそのまま大雪渓を滑り降りる↑
大雪渓上部はまだまだ快適、葱平を過ぎるころから雪面荒れて、石ころも現れ始める。
白馬尻まで降りて来ると、小屋組み立ての準備が始まっていた。
大雪渓も終わり林道に入ると周りはすっかり春、スキーで30分滑るだけで冬から春に変わった。すぐに雪は無くなりスキーを担いで歩き猿倉に4時30分に到着した。
posted by ベルコート白馬 YU〜 at 22:39|
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