今日は朝6時30分起床、天候晴れ、気温高し、
今日は朝からやる気満々!
そうです、一昨年敢行した八方池からエコーランドの源太郎ダムに降り立つルートを滑り降りるのです。
このコースを今日滑るのに一点を除いて何も問題はありません。
その一点は下部の全層雪崩です。気温上がり雪面は割れまくり、いつ雪のブロックが落ちてきてもおかしくない状況です。しかし私は今日が今シーズンの最後のチャンスと捉え朝から鼻息荒く、八方ゴンドラ乗り場にいつもより早く到着し、ゴンドラの運転開始を待ちました。
しかし8時になってもゴンドラは動きません。嫌な予感がする中策道会社に電話すると上部強風のため運転を見合わせているとのことです。
何ということか!朝からやる気満々でやってきてゴンドラが動かないとどうしようもない!
仕方なくクルマのところに戻って栂池に行こうかなとか考えていると、運命の女神は微笑んでくれた。
ゴンドラ動き出しました!
すぐに飛び乗って、ゲレンデには目もくれずに八方池山荘(1850m)からスキーにシールを付けて上り始まました。
30分ほどでもうドロップポイントの逗子開成高校ケルン(2200m)までやって来ました。
今日はなぜか気持ちが焦っております、落ち着いて行こうと自分に言い聞かせ9時50分このケルンから南の斜面に遂にエントリー!
最初は超気持ちの良い急斜面、クラックに気を付けながらも豪快に飛ばします。
1000mほど滑った所で自分のシュプールを振り返ります。大きな斜面に一本だけクッキリとシュプールがついております。
更にゆるい斜面を降りて行くと10分ほどでもう崩沢上部に着きました。
ここで標高1730m.
しばらく周りを見渡しどこを滑るか考えましたが、前回は尾根上を滑りましたがあまり面白くなく今回はこの場所からダイレクトに崩沢を滑ることにしました、真下に堰堤が見え下部はデブリーランド状態です。
いよいよここから崩沢を滑り降り始めました、慎重にユックリターンいたしますが快適な雪です、所々グラインドクラックがありそこは避けて滑ります。
突然左横を大きな雪のブロックが落ちていきました、急停止し上を振り返ると他には落ちてくるブロックは無いようでまた滑り出します。
結構長い沢です底まで標高差で700m有ります。底が近ずくにつれ右斜面からの雪崩にビビりながら降りて行くとやっと堰堤に付そこからは林道があります。
やっと安心して林道を行きますが林道は大きなデブリが5か所くらいありそのたびにスキーを外したりつけたりで時間が掛かります。
雪は源太郎ダムまでは繋がっていなくて15分位林道を歩くとタクシーが登ってきてくれました。
今日は完走でき大満足です。