2017年06月23日
針ノ木岳バックカントリー
6月も後半になりましたが最後のBCに出かけました!
針ノ木岳は15年振りくらいかな?
前回は針ノ木峠までだった気がする。積雪期に針ノ木頂上及びマヤクボカールは初めてかも。
アルペンルートの扇沢をAM8時前に出発、トロリーバスを横目に針ノ木谷に入る。
大沢小屋までは近道があるが今の時期雪が消えていたり渡ショウでかなかったりで分かりずらい。
それでも50分くらいで大沢小屋に着いた。
その先から雪渓が繋がり1730m地点からスキーで登り始めた。
小一時間ほど登るとマヤクボ沢との分岐点に着いた。
峠の方に直進するか右に曲がってマヤクボに入るか大分迷ったが右に行く方が簡単そうだったのでそちらに向かった。
この辺りから傾斜が急になって来たのでシール登高からスキーを担いでアイゼンを装着して登った。
マヤクボのコルからの立山と黒部湖↑
1時間30分程でマヤクボのコルに着いた。
稜線には雪は無い。ここから針ノ木が威圧するように聳えている。
頂上までの標高差は200m弱、兼用靴で歩くのは厳しい!
右側はスパッと黒部湖まで切れている箇所が2,3か所あり滑落すれば黒部湖にドボンしそうだ。
30分程で針ノ木頂上(2830m)に着いた。時刻は2時5分である。扇沢から6時間18分も掛かった。
頂上からの眺めは最高である、眼前に立山、下には黒部湖、南は五色が原、薬師岳、北には爺ヶ岳が良く見える!
頂上で眺めを楽しんでいよいよ滑りに掛かる、頂上直下は超急斜面、そこをちょっと避けてドロップするがやはり縦溝多く、スキーにならない。